はじめに
妊娠24週目に入ると、お腹がさらに大きくなり、赤ちゃんの成長をより実感できる時期です。この頃には、胎動もはっきりしてきて、赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しくなるでしょう。一方で、妊娠後期に向けて体の変化も増え、注意すべき点も出てきます。今回は、妊娠24週目の赤ちゃんの成長、ママの体の変化、気をつけるべきポイントなどを詳しく紹介します。
妊娠24週目の赤ちゃんの成長
妊娠24週目の赤ちゃんは、身長約30cm、体重は約600gほどになり、さらに成長を続けています。皮膚はまだ薄く透明感がありますが、徐々に脂肪がついてふっくらしてきます。また、聴覚が発達し、ママの声や外の音に反応するようになります。
ママの体の変化と気をつけたい症状
この時期になると、お腹のふくらみが目立ち、動きづらさを感じることが増えてきます。また、以下のような症状が出やすくなるので注意が必要です。
• むくみ:血液循環が変化し、足や手がむくみやすくなります。
• 腰痛:お腹が大きくなることで姿勢が変わり、腰に負担がかかりやすくなります。
• お腹の張り:子宮が大きくなるにつれて、お腹の張りを感じることが増えてきます。頻繁に張る場合は、無理をせず休みましょう。
妊娠糖尿病のスクリーニング検査
妊娠24週目頃には、多くの妊婦さんが「妊娠糖尿病」の検査を受ける時期です。妊娠糖尿病とは、妊娠中に血糖値が高くなる状態で、放置すると母子ともにリスクが高まります。検査は「ブドウ糖負荷試験」と呼ばれるもので、甘い飲み物を飲んだ後に血糖値を測定します。異常が見つかった場合は、食事管理や運動療法でコントロールすることが大切です。
おすすめの過ごし方
妊娠中期は比較的体調が安定しやすい時期ですが、無理は禁物です。快適に過ごすために、以下のポイントを意識しましょう。
• 適度な運動:ウォーキングやマタニティヨガで体を動かし、血流を促進しましょう。
• バランスの良い食事:鉄分・カルシウム・たんぱく質をしっかり摂ることで、赤ちゃんの成長をサポートできます。
• こまめな休憩:長時間の立ち仕事や座りっぱなしを避け、こまめに休憩をとりましょう。
パートナーとのコミュニケーションを大切に
妊娠24週目に入ると、出産に向けた準備を少しずつ進める時期でもあります。パートナーと育児や出産について話し合う時間を持つことも大切です。また、赤ちゃんの胎動を一緒に感じることで、家族の絆が深まります。
まとめ
妊娠24週目は、赤ちゃんの成長が著しく、ママの体にもさまざまな変化が現れる時期です。体調管理をしながら、無理のない範囲で運動や食生活に気をつけることが大切です。パートナーと協力しながら、楽しいマタニティライフを過ごしましょう。
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